現在表示しているのは、次のバージョン向けのドキュメントです。Kubernetesバージョン: v1.30

Kubernetes v1.30 のドキュメントは積極的にメンテナンスされていません。現在表示されているバージョンはスナップショットです。最新のドキュメントはこちらです: 最新バージョン

VolumeSnapshotClass

このドキュメントでは、KubernetesにおけるVolumeSnapshotClassのコンセプトについて説明します。
関連する項目として、Volumeのスナップショットストレージクラスも参照してください。

イントロダクション

StorageClassはVolumeをプロビジョンするときに、ストレージの"クラス"に関する情報を記述する方法を提供します。それと同様に、VolumeSnapshotClassではVolumeSnapshotをプロビジョンするときに、ストレージの"クラス"に関する情報を記述する方法を提供します。

VolumeSnapshotClass リソース

VolumeSnapshotClassdriverdeletionPolicyparametersフィールドを含み、それらは、そのクラスに属するVolumeSnapshotが動的にプロビジョンされるときに使われます。

VolumeSnapshotClassオブジェクトの名前は重要であり、それはユーザーがどのように特定のクラスをリクエストできるかを示したものです。管理者は初めてVolumeSnapshotClassオブジェクトを作成するときに、その名前と他のパラメーターをセットし、そのオブジェクトは一度作成されるとそのあと更新することができません。

管理者は、バインド対象のクラスを1つもリクエストしないようなVolumeSnapshotのために、デフォルトのVolumeSnapshotClassを指定することができます。

apiVersion: snapshot.storage.k8s.io/v1beta1
kind: VolumeSnapshotClass
metadata:
  name: csi-hostpath-snapclass
driver: hostpath.csi.k8s.io
deletionPolicy: Delete
parameters:

Driver

VolumeSnapshotClassは、VolumeSnapshotをプロビジョンするときに何のCSIボリュームプラグインを使うか決定するためのdriverフィールドを持っています。このフィールドは必須となります。

DeletionPolicy

VolumeSnapshotClassにはdeletionPolicyがあります。これにより、バインドされている VolumeSnapshotオブジェクトが削除されるときに、VolumeSnapshotContentがどうなるかを設定することができます。VolumeSnapshotのdeletionPolicyは、RetainまたはDeleteのいずれかです。このフィールドは指定しなければなりません。

deletionPolicyがDeleteの場合、元となるストレージスナップショットは VolumeSnapshotContentオブジェクトとともに削除されます。deletionPolicyがRetainの場合、元となるスナップショットとVolumeSnapshotContentの両方が残ります。

Parameters

VolumeSnapshotClassは、そのクラスに属するVolumeSnapshotを指定するパラメーターを持っています。 driverに応じて様々なパラメーターを使用できます。

最終更新 February 08, 2023 at 8:51 PM PST: [ja]Fix invalid Japanese words (6c40749966)